6月第４週上昇銘柄振り返りましょう。今後の取り組みの参考にしてください

6月23日(金曜)

本日は、前日大幅安となったことで買いが先行した半導体株が伸び悩んだことで、全体でも押し目買い機運が後退。足元高値圏で推移していた商社株が大きく下げてきたことから、指数は急失速して下げに転じました。半導体株に崩れるものが増えてくると、売りに勢いがつきました。後場に入り下げ幅は拡大し一時690円近い下落。

【個別銘柄】

では、ナスダック高を支えに【6920】レーザーテックや【8035】

東京エレクトロンが上昇。【9501】東京電力ホールディングスが

昇しました。自己株取得を発表した【6666】リバーエレテックは

大幅高でした。一方【8058】三菱商事など商社株が軒並み大幅安。

為替は円安に振れたものの、【7203】トヨタ自動車、【7267】ホン

ダなど自動車株は多くが下落しました。【9684】スクウェア・エ

ニックス・ホールディングス、【9766】コナミグループなどゲーム

株が全般軟調となりました。

6.3%高と騰勢を強め、【9509】北海道電力など電力株の大半が上

6月22日(木曜)

本日の国内株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前営

業日比310円26銭安の3万3,264円88銭で終えました。

本日は、リスク回避ムードが高まり、下値を探る展開となりまし

た。米国株式市場では、FRBによる利上げが長期化することへの警戒感から、ハイテク系グロース株に逆風が意識され、国内株式市場でもこの地合いを引き継ぐ格好に。

【個別銘柄】

では、傘下企業を通じて【7261】マツダに電気自動車向け電池を供

給すると報じられた【6752】パナソニックホールディングスが大

幅上昇。銀行株の動きが良く、【8306】三菱UFJフィナンシャ

ル・グループや、【8316】三井住友フィナンシャルグループなどメ

ガバンクに買いが集まりました。原油高を手がかりに【8002】丸紅

など商社株の一角が大幅高。大口受注を獲得したことを発表した

【6227】AIメカテックは一時ストップ高と人気化しました。

6月21日(水曜)

本日は、リスクオフの流れが意識され、日経平均株価は開始5分で

安値を付けて始まりました。前日の欧州株式市場がほぼ全面安商状で、米国株式市場でも、NYダウなど主要株価指数がいずれも下落した流れを受けた格好です。ただその後は、海外投資家とみられる買いが下値を拾う形で戻り足に

【個別銘柄】では、株主総会が刺激材料となり、【9984】ソフトバンクグループ

が全市場の売買代金トップとなる大商いで3.7%高。【8035】東京エレクトロンなど半導体株の一角が強い上昇を見せました。増配を

発表した【7740】タムロンが大幅高となり、自己株取得を発表した【4956】コニシは急騰しました。

6月20日(火曜)

本日の国内株式市場は、強弱観対立のなか、先物を絡め日経平均株
価は上下に不安定な値動きとなりました。前日の米国株式市場は奴

隷解放記念日の祝日に伴い休場で、欧州株式市場では主要国の株価

指数が総じて軟調。これを受けて国内株式市場でもリスク回避ムー

ドが強く、寄り付きは100円近い下落でした。

【個別銘柄】では、バフェット氏の買い増しが判明したこと

で【8058】三菱商事、【8031】三井物産など総合商社株が大き

く買われる展開。1:2の株式分割を発表した【7066】ピアズ

や、自己株取得を発表した【6947】図研が急騰しました。ス

トップ高比例配分が続いて3営業日ぶりに取引時間中に値が付

いた【3778】さくらインターネットが46.4%高と爆騰しまし

た。

6月19日(月曜)

本日の国内株式市場は、朝方は、円安・ドル高進行を支えに買いが先行しましたが、日経平均株価は直後に軟化しました。前週末の米国株安や高値警戒感から利益確定売りも出やすく、一旦3万3,500円を割り込みました。
【個別銘柄】
では、【8316】三井住友フィナンシャルグループや【7182】ゆうちょ銀行は堅調で、【3864】三菱製紙や【3861】王子ホールディングスなどのパルプ・紙株、【1332】ニッスイや【1377】サカタのタネなどの水産・農林株も高い水準を推移しました。また【8725】MS&ADインシュアランスグループホールディングス、【7181】かんぽ生命などの保険株も買われました。