バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

【3月第3週振り返り】

3月第3週振り返り】

3月18日金曜 日経平均もみ合い

NYダウ4日続伸

 昨日の米国株式市場は引き続き堅調でした、NYダウは417ドル高と4日続伸、ナスダック市場は178ポイント高、S&P市場は53ポイント高と3日続伸です

 日経平均は昨日大きく上げましたが、本日も3円安で始まったものの切り返し。3連休前で本日も動きづらいところです。

 

 

3月17日木曜 日経平均4日続伸スタート

米ナスダック市場今年最大の上げ

 注目のFOMCですが予想通り0.25%の利上げが発表されました。原油安も続いています。NYダウは518ドル高、ナスダック市場は487ポイント高と3.7%の上昇、S&P市場も95ポイント高でした

 日経平均は408円高と4日続伸のスタートとなり、9時5分現在600円超高くなってきました。相場の地合いが一気に好転しています

 

3月16日水曜 日経平均228円高スタート

NYダウ599ドル高

 米国株式市場は大きく反発しました。NYダウは599ドル高と続伸、ナスダック市場は367ポイント高と5日ぶり反発、S&P市場も89ポイント高と5日ぶりに反発となりました。原油安を好感しています

 日経平均は228円高で始まって9時30分現在230円高と堅調です、米国株高と原油安受け、本日の日本株は上げ基調です。引き続きウクライナ情勢を横目に乱高下が続きそうです

 

3月15日火曜 日経平均79円安スタート

NYダウ1ドル高

 週明けの米国株式市場は低迷模様です、NYダウは一時450ドル高まで入りましたが失速1ドル高で終了でした、ナスダック市場は262ポイント高、S&P市場は31ポイント安でした

 日経平均は79円安で始まってから9時7分現在プラスに転換してきました、米国市場に比べれば堅調ですが、引き続き不安定な動きが続きそうです。

 

3月14日月曜 週明け日経平均400円超高

先週末NYダウ229ドル安

 先週末の米国株式市場は反落模様でした、引き続きウクライナ情勢の悪化が懸念されています、NYダウは229ドル安、ナスダック市場は286ポイント安、S&P市場は55ポイント安でした。

 週明けの日経平均は175円高で始まった後、一気に上げ幅を広げて9時20分現在400円超高くなってきました。先週末空売りが大量に入ったので、買い戻しが活発化しているようです。今週も売り買いが交錯する変動の大きい流れが続きそうです

 

2022318日株式レポート】

 

 

3連休を控えた週末も、ハイテク株などへの見直し買いで5営業日続伸!」

 

 

18日の国内株式市場で日経平均株価5営業日続伸し、前営業日比17454銭高の26,82743銭で終えました。

 

本日は、米国株の大幅高を受けても小安く始まりましたが、すぐにプラス圏に浮上。前場では上げ幅を3桁に広げた後に再びマイナス圏に沈むなど、方向感が定まらない中下げたところではすかさず買いが入りました。昼休みに発表された日銀の金融政策は現状維持。サプライズはなく、後場は前引けから若干上げ幅を縮めて始まりました。しかし、マイナス圏に沈むかというところで切り返すと、そこからは上方向に勢いがつき、上げ幅を3桁に広げると終盤には26,800円台に到達。200円超上昇する場面もあり、高値圏で取引を終えました。

【業種別】では非鉄金属、不動産、保険などが上昇した一方、輸送用機器、空運、水産・農林などが下落しました。

【個別銘柄】

では、9984ソフトバンクグループ、【9101日本郵船、【6501日立製作所などが強い上昇。萩生田経産相が洋上風力の公募見直しに言及したと伝わったことから、9519レノバ18.4%高と値を飛ばしました。原油高を追い風に【8031三井物産や【8053住友商事など商社株が昨年来高値を更新。【8058三菱商事は連日で上場来高値を更新しました。市況関連にも見直し買いが入っており、【5541大平洋金属や【5707東邦亜鉛が急伸。【4475】HENNGEが商いを集めて一時ストップ高となるなど人気化しました。一方、4-6月の生産計画見直しを発表した【7203トヨタが下落。【6902デンソー、【3116トヨタ紡織、【6201豊田自動織機など、グループ企業にも売りが広がりました。原油価格が再び大きく上昇したことでコスト高が警戒され、【9201日本航空、【9202】ANAホールディングスの空運2社がそろって下落。【9007小田急電鉄、【9006京浜急行電鉄など鉄道株も多くが下落しました。【7095】Macbee Planetは上方修正が好感されず5%を超える下落。今期が減益計画となった【7683】ダブルエーが急落しました。

【チャート分析】

本日の日経平均株価・日足は短いヒゲを伴う「小陽線」となりました。前日の「大陽線」から上値を追う形で強い基調を継続した格好です。25移動平均線(26,28284)を引き続き上回ったことで目先はトレンド転換との印象を与えています。

 

【来週の見通し】

 

来週の日経平均株価は、一進一退の展開になりそうです。東京株式市場は月曜日が休場で4日立ち合い。24日にEU首脳会議とNATO緊急首脳会議があり、ロシアとウクライナの停戦につながるような話が出てくるかが注目されます。ただ、他では同じく24日の米2月耐久財受注が指標として注目されるくらいで、日米ともイベントや企業決算が少なめ。上述の会議はロシアの反発を招く可能性もあり、楽観一辺倒にはなりづらいです。今週の日経平均5日続伸、かつ週間で4桁の上昇を記録したことを鑑みると、いったん反動売りが出てくることを想定しておくべきです。一方、相場の雰囲気が変わったような強い上昇が見られたことから、下げたところでは押し目を待っていた投資家の買いが入る可能性が高いとみます。3権利取りの実需買いも期待でき、個別の売買は活発化を予想します。下値に関しては堅くなるとみる一方、27,000円近辺では戻り売りも出やすく、強弱感が交錯する地合いの可能性もありそうです。

 

東証1部の売買高は18772万株、売買金額は概算で41,427億円でした。

 

『本日の新興市場

で日経ジャスダック平均株価は5営業日続伸、東証マザーズ指数は3営業日続伸しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前日比2221銭高い3,59917銭でした。ジャスダック市場の売買代金は概算で483億円、売買高は7,691万株でした。1407ウエストホールディングスや【5381】Mipoxが上昇した半面、【3083シーズメンや【4174】アピリッツが下落しました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比25.90ポイント高い740.14でした。17日の米ハイテク株高で投資家心理が上向き、グロース(成長)株が多いマザーズ市場に買いが波及しました。午後の取引終了にかけて指数は上げ幅を拡大。4385】メルカリや【4485】JTOWERが上昇した一方、【4880】セルソースや【4270】BeeXは下落しました。

 

318日本日の言葉】

 

「賢者とテーブルに向かっての一対一の会話は、十年にわたる読書、勉強にまさる。」(詩人・大学教授/ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー)

 

ゴルフなど、今までやったことがない何かを始めるとき、最初から「プロ」に指導してもらった方が、上達が早い場合があるものです。なぜなら、何年も自己流で練習し、伸び悩みを感じていた人が、エキスパートに基本的な構えや打ち方などについて、しっかりと教えてもらったことで、劇的に上手くなることがあるからです。自己流の弊害は上達を妨げ、良くない癖をつけて、気がついたときには、フォームの改善のために余計な努力と時間が必要になるからです。あなたは、経験豊富なプロにアドバイスをもらう機会を作っていますか?

 

 

日経平均株価<3月第2週振り返り>

<3月第2週振り返り>

3月11日金曜 日経平均195円安スタート

NYダウ112ドル安

 注目されていた2月の米国の消費者物価指数は7.9%上昇とインフレが加速している形となりました。これを受けて米国株式市場は若干下落、NYダウは112ドル安、ナスダック市場は125ポイント安、S&P市場は18ポイント安となりました。 

 日経平均は195円安と反落、昨日の大幅上昇の反動が出ています。9時20分現在300円安となっています。注目のSQ値は25457円でした。

 

 

 

3月10日木曜 日経平均650円超高(9時5分)

NYダウ653ドル高

 昨日の米国株式市場は5日ぶりに大きく反発となりました。原油はじめ資源価格が急落したことを好感、NYダウは653ドル高、ナスダック市場は459ポイント高、S&P市場は107ポイント高でした

 日経平均は390円高で始まって9時5分には650円超高くなっています。一気に買い戻しが入ってきたようです。明日はSQになりますので、一定の警戒は必要と思いますが、不安定な動きが続きそうです

 

 

 

 

 

 

3月9日水曜 日経平均4日ぶり反発

NYダウ184ドル安

 米国株式市場は4日続落です、引き続きウクライナ情勢からくる原油高など懸念材料が多く、相場も冴えない動きが続いています。ただ下げ幅は低下、落ち着きつつあるようです

 日経平均は85円高で始まって9時40分現在130円高と反発模様です、ただSQを目の前にして依然警戒は必要でしょ

3月8日火曜 日経平均25000円割れスタート

NYダウ797ドル安

 米国株式市場は3指数とも続落、NYダウは797ドル安、ナスダック市場は487ポイント安、S&P市場は127ポイント安でした。引き続きウクライナ情勢の悪化が伝えられています

 日経平均は247円安で25000円割れでスタート、3日続落で年初来安値更新が続いています。今週末はSQでもあり、引き続き不安定な動きが続きそうです

 

3月7日月曜 週明け日経平均安値更新

先週末NYダウ179ドル安

 ウクライナ情勢の悪化が止まりません、先週末のNYダウは179ドル安、ナスダック市場は224ポイント安、S&P市場は34ポイント安でした。時間外で原油相場が130ドルまで急伸しています

 週明けの日経平均は351円安で始まって9時5分現在570円安と下げ幅を拡大中です、今週末はメジャーSQとなりますので、一定の注意も必要でしょう

 

 

 

 

2022311日株レポート】

本日の株式相場状況

 

ウクライナ情勢の不透明感が拭えず、長期金利上昇でグロース(成長)株売り!」

 

 

 

 

11日の国内株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前営業日比52762銭安の25,16278銭で終えました。

 

本日は、米2消費者物価指数(CPI)40年ぶりの上昇となり、インフレ加速への懸念が高まったことも警戒され前日のNYダウは反落しました。これを受け、この日の国内株式市場も売りに押される展開となり、日経平均株価は一時700円を超す下落となりました。前日の日経平均株価が急上昇した反動で、利益確定による売りが先行し、ハイテク株などを中心に値を下げる銘柄が目立ちました。ただ、引けにかけやや下げ渋りました。為替は一時1ドル=11670銭台と20171月以来、52ヶ月ぶりとなる円安が進みました。

【業種別】

は、鉱業、石油・石炭、鉄鋼などが上昇した一方、輸送用機器、精密機器、電気機器などが下落しました。

【個別銘柄】

では、市況関連のほか、ロシアリスクが意識される局面で人気化した銘柄群に買いが入りました。リリースを材料に6269】三井海洋開発が急伸。1963日揮ホールディングスや【6366千代田化工建設などプラント関連が賑わいました。木材関連で【9812テーオーホールディングスストップ高まで買われ、肥料関連の【4979OATアグリオやセキュリティ関連の【4493】サイバーセキュリティクラウドなどが大幅高。世界的に長期金利が上昇したことで、【8308りそなホールディングスや【8331千葉銀行など銀行株に資金が向かいました。6184鎌倉新書が決算を材料に13.4%高。【7564】ワークマンとのコラボが好感された【7792】コラントッテがストップ高となりました。一方、金利上昇がグロース株の売り材料となっており、【6920】レーザーテックが9%安。【6861キーエンスや【2413】エムスリーなども象徴的に売り込まれました。アリババ株安への懸念も強まった【9984ソフトバンクグループが6%を超える下落。【4385】メルカリ、【4485】JTOWER、【6027】弁護士ドットコムなど、マザーズの主力銘柄が急落しました。ロシア事業の一時停止を決めた【9983ファーストリテイリングが昨年来安値を更新。【2914】JTもロシアの新規投資の一時停止を発表したことで3%を超える下落となりました。その他、【8068菱洋エレクトロや【4441】トビラシステムズが決算を材料に大きく値を崩しました。

 

【チャート分析】

本日の日経平均株価・日足はわずかな上ヒゲと長い下ヒゲを伴う「中陰線」となりました。始値と高値の差は約8円と、ほぼ「下影陰線」の形状となりました。日足は先安感を表しているものの、終値5移動平均線(25,11661)の上を維持しています。当面は5移動平均線が下値抵抗線として意識されそうです。

 

【来週の見通し】

 

来週の日経平均株価は、下値模索の展開と想定します。ウクライナ情勢の先行きが不透明な中、米連邦公開市場委員会(FOMC)15-16日控えており、地政学リスクと金融引き締めへの警戒感が相場の重しになるとみられています。FOMCは無難通過との見立てが優勢なものの、予想外にタカ派材料が飛び出さないか警戒する声もあります。週末の米国版メジャーSQや国内での連休を控えて、手控えムードになりやすいと推察します。

 

東証1部の売買高は142,133万株、売買金額は概算で33,145億円でした。

 

【本日の新興市場

で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に反落しました。ウクライナ情勢やインフレへの警戒感から前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、国内の新興市場でも売りが優勢でした。指数寄与度の大きい【4385】メルカリの大幅な下落が重荷となりました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比1084銭安い3,48781銭でした。【6324ハーモニック・ドライブ・システムズや【6890フェローテックホールディングスが下落しました。半面、2484出前館や【3857】ラックは上昇しました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比26.43ポイント安い670.08でした。【4385】メルカリは一時13%超下落しました。マザーズ指数は午後に下げ幅を拡大し、5%安となる場面がありました。【4485】JTOWERや【7078】INCLUSIVEも下落しました。一方、【9250】GRCS、【4493】サイバーセキュリティクラウドは上昇しました。

 

311日【本日の言葉】

 

「他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは、立派な恥だ。」(探検家/ラポック)

 

一流の域に到達するためには、「改善」が必要な部分を鋭く限定し、成長に欠かせない要素を意識しながら、長期間にわたり、繰り返し鍛え上げていくことです。そのとき大事なのは、他人との比較ではなく、去年の自分自身と比べてどれくらい成長を遂げているか、なのです。自分を超えるために最終的なポイントとなるのは、今、取り組んでいることが、あなたが本当に深く求めているものであり、「自分なら必ずやり遂げられる」と、心底から信じているかどうかにかかっているのです。あなたは、去年の自分と比較し、意識的に成長させたことはありますか?

 

<3月第1週振り返り>

 

<3月第1週振り返り>

 

 

3月4日金曜日 ロシア軍 原発攻撃との報道

日経平均470円超安(9時25分)

 ロシア軍が欧州最大の原発を攻撃しているとの報道で一気に相場が下げてきました、日経平均は155円安で始まったものの下げ足を速めて9時30分現在440円安となっています

 

 

 

 

3月3日木曜日 日経平均235円高スタート

NYダウ596ドル高

 注目されていたFRBパウエル議長は議会証言で0.25%の利上げを提案しました。これによって不透明感が払拭、NYダウは596ドル高、ナスダック市場は219ポイント高、S&P指数は80ポイント高でした

 日経平均は235円高で始まってきました。本日は終日好調な米国市場を受け堅調な展開となりそうです。

 

3月2日水曜日 日経平均4日ぶり反落

NYダウ597ドル安

 ウクライナ情勢は落ち着きません、NYダウは597ドル安、ナスダック市場は218ポイント安、S&P市場は67ポイント安でした。

 日経平均は312円安と4日ぶりに反落スタート、資源関連だけは買われています。基調は上昇に転じていると思いますが、引き続き日本市場も乱高下が続くでしょう。

 

3月1日火曜日 日経平均3日続伸309円高スタート

NYダウ166ドル安

 米国株式市場はまちまちの動きでした。NYダウは引けは166ドル安でしたがザラ場中は一時600ドル安まで入りましたし、昨日の日本時間の日中の先物も売られていました。そうみると相当戻してきたわけです。またナスダック市場は続伸で56ポイント高、S&P市場は10ポイント安でした

 日経平均は309円高と3日続伸です、日本株全体強い動きであり、買い戻しも活発化してきています

 

2月28日月曜日 週明け日経平均19円安で始まる

先週末NYダウ834ドル高

 ウクライナ情勢が不安定で引き続き相場は落ち着かない情勢です。先週末の米国株式市場は大幅高、NYダウは834ドル高と大きく上げましたが、週明けの先物市場では下げています。欧米諸国の制裁でロシアからのエネルギー輸入がどうなるか、先行きが見えづらい展開です

 週明けの日経平均は19円安を若干下げて始まって9時30分現在160円安となっています。先週末の日経平均先物は500円近く高かったのですが、その勢いが続いていません。今週も乱高下が続きそうな気配です

 

 

 

202234日株レポート】

 

 

「ロシア軍の攻撃でウクライナ原発火災が発生したと伝わり、リスク回避の売り!」

 

 

 

 

4日の国内株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前営業日比59180銭安の25,98547銭で終えました。

 

本日は、前日の米国株式市場が下落したほか、「ウクライナにあるザポロジエ原子力発電所でロシア軍の攻撃を受け火災が発生した」、との報道が流れたことから嫌気売りが膨らみました。ウクライナ情勢の先行き不透明感が警戒され、リスク回避姿勢が強まるなか、日経平均株価は一時800円を超える下落となりました。ただ、その後、火災は鎮火されたこともあり、売り一巡後はやや値を戻しましたが、戻りは鈍くなりました。今晩の米国2月雇用統計の発表を控え、買い手控え気分も強まりました。

【業種別】

では、プラスは海運と石油・石炭の2業種のみで、水産・農林の下げが小幅にとどまりました。一方、ガラス・土石、輸送用機器、非鉄金属などが大幅安となりました。

【個別銘柄】

は、海運大手の【9104商船三井が上下に振れながらも4%近い上昇。8031三井物産、【5727】東邦チタニウム、【5017富士石油など市況系の一角が強くなりました。【9432日本電信電話がディフェンシブ性を発揮して上昇。中計説明会で評価が高まった【7752】リコーや、証券会社が投資判断を引き上げた【7011三菱重工業が大幅高となりました。ロシアの原発施設攻撃を材料に、防塵・防毒マスク関連の【7980重松製作所や【7963興研に資金が向かいました。一方、リスクオフでグロース株が嫌われており、【6920】レーザーテック、【8035東京エレクトロン、【6857アドバンテストなど半導体関連が大幅安。【9984ソフトバンクグループも弱く、【2158】FRONTEO、【4477】BASE、【4169】ENECHANGEなど、マザーズの主力銘柄の多くが値幅を伴った下げとなりました。ロシアの軍事行動が過激さを増していることが欧州リスクを高めており、【7201日産自動車や【7261マツダなど、欧州に強みを持つ自動車株が大幅安。自動車関連では【6902デンソーや【3116トヨタ紡織など部品株も弱くなりました。証券会社のリポートを材料に【5201】AGCや【5202日本板硝子が急落。前日に上方修正を発表して強く買われた【9824泉州電業が、12.1%安と一転して大きく値を崩しました。

【チャート分析】

 

本日の日経平均株価・日足は「中陰線」となりました。陰の寄り付き坊主の形状で、投資家の強い失望感が示唆されます。目先の下値めどは、本日の安値(25,77428)心理的節目25,500円が意識されそうです。一方、下ヒゲによって買い方の抵抗が示されました。ボリンジャーバンドのマイナス2シグマ(25,94635)付近にあり、反発力が生じてくる水準でもあります。

 

東証1部の売買高は152,925万株、売買金額は概算で36,277億円でした。

 

【本日の新興市場

で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に3営業日続落しました。ロシア軍がウクライナ原子力発電所を攻撃したと伝わり運用リスク回避から日経平均株価が急落したことを受け、新興市場でも投資家心理が冷え込み時価総額の大きい主力株を中心に売られました。市場からは「ウクライナ情勢の不透明は強く、個人投資家もいまは強気になれない」とのネット証券ストラテジストの見方がありました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比3613銭安い3,55584銭でした。【6890フェローテックホールディングスや【2702日本マクドナルドホールディングス、【1407ウエストホールディングスが売られました。一方、【5724アサカ理研や【4293セプテーニ・ホールディングス、【7980重松製作所は買われました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比31.21ポイント安い724.65でした。【4385】メルカリや【4194】ビジョナル、【4478】フリーが下落しました。半面、【4371】コアコンセプト・テクノロジーや【5759】日本電解、【4936】アクシージアは上昇しました。

 

【来週の見通し】

 

来週の日経平均株価は、不安定で神経質な展開と想定します。ウクライナを巡る緊張感が和らぐ兆しがみえない中、米金融引き締め加速への警戒感も依然としてくすぶっています。ただ、テクニカル面では「売られ過ぎ」が意識されており、ウクライナとロシアの停戦交渉に具体的な進展がみられれば、株価が急反発する局面もあり得ると想定します。来週は欧州中央銀行(ECB)定例理事会のほか、2月の米国消費者物価指数(CPI)などが公表予定になります。国内ではメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えており、相場のかく乱要因になりかねないと推察します。

 

3月4日【本日の言葉】

 

「他人の喜びの中に、自分の喜びを見出すことができること。そこに幸福の秘密がある。」(作家/ジョルジュ・ベルナノス)

 

人生の大事な場面で想像以上の力を発揮するには、自分以外の「他人を喜ばせている様子をイメージする」ことです。なぜなら、自分だけの幸せをイメージをしているときより、「周りの人が喜んでいる状態」を描き始めた瞬間の方が、潜在的な能力を最大化できるようになるからです。「人のために何ができるか」を意識し、行動することが、人生の目的を探す一つの「キーワード」となるのです。

 

<日経平均株価第4週振り返り>ロシアついに派兵命令

<2月第4週振り返り

 

<2月第4週振り返り>

 

2月25日金曜 日経平均242円高スタート

米ナスダック強烈な切り返し436ポイント高

 米国株式市場は強烈な切り返しをみせました。NYダウは一時800ドル安でしたが引けは92ドル高、ナスダック市場は436ポイント高と大きく上げました。S&P市場は63ポイント高でした

 日経平均は242円高で始まって9時20分現在260円高で推移しています。本日は終日高いでしょう

 

 

 

2月24日木曜日 日経平均5日続落スタート

NYダウ 連日大幅安

 ウクライナ情勢が好転せず、米国株式市場は底抜けの動きになっています。日本が休み中NYダウは482ドル安、464ドル安と2日間で約1000ドル、ナスダック市場は166ポイント、344ポイントと二日間で500ポイント近く下げるという惨憺たる展開でした。

 休み明けの日経平均は168円安と5日続落スタートですが、米国株式市場ほど下げてはいません。引き続き日本株も不安定な動きとなりそうです。

 

 

 

2月22日火曜日 プーチン大統領 ウクライナ東部への派兵命令

NYダウ先物 大幅安

 ロシアのプーチン大統領ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク地域の独立を承認、この地に対してのロシア軍のへ派兵を命令しました。米国はこの地域に対しての制裁を発表しましたが、ロシアに対しての制裁の話はありません

 日経平均は395円安で始まって一時540円安まであって9時30分現在400円安となっています。引き続き不安定な相場が続きそうです。

 

 

2月21日月曜日 週明け日経平均500円超安(9時5分)

先週末NYダウ232ドル安

 ウクライナ情勢の緊迫化が伝えられています。先週末のNYダウは232ドル安、ナスダック市場は168ポイント安、S&P市場は31ポイント安と共に続落でした。

 週明けの日本市場も冴えない動きです、日経平均は350円安で始まって9時5分には500円超安くなってきました。今週も不安定な動きが続きそうな気配です

 

 

 

 

2022225日夕刊レポート】

 

 

「米ナスダックが3%超上昇しグロース(成長)株への押し目買いが活発!」

 

 

 

 

25日の国内株式市場で日経平均株価6営業日ぶりに反発し、前営業日比50568銭高の26,47650銭で終えました。

 

本日は、ロシアのウクライナ侵攻を受け前日の米国株式市場でNYダウは一時800ドル超の下落となりましたが、売り一巡後はプラス圏に値を戻し92ドル高で引けました。ロシアのウクライナ軍事侵攻が早期終了することを見込んだ買いも流入した様子です。これを受け、この日の国内株式市場も戻りを試す展開となりました。前日まで売られたハイテク株などが上昇し、半導体関連株などが高くなりました。半面、石油関連株や銀行株は売られました。

【業種別】

では、海運や電気機器、空運などが上昇した一方、鉱業や保険、銀行などが下落しました。

【個別銘柄】

では、米ナスダックの大幅高を受けて、6920】レーザーテックや【8035東京エレクトロンなど半導体株が急伸。【9984ソフトバンクグループや【6758ソニーグループなどにも強い買いが入りました。グロース(成長)株を見直す流れが強まる中、マザーズでは2158】FRONTEO、【4493】サイバーセキュリティクラウド、【4480】メドレー、【4194】ビジョナルなどが2桁の上昇率を記録しました。海運株が強く、【9107川崎汽船7%を超える上昇8058三菱商事や【8031三井物産など商社株の動きも良くなりました。増配計画が好感された【2413】エムスリーが大幅高となりました。一方、前日に強く買われた【1605】INPEXや【5713住友金属鉱山が大幅安。世界的に長期金利が低下したことから、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループや【8316三井住友フィナンシャルグループなど銀行株が売りに押されました。グロース(成長)系は総じて強くなった中で、【7974任天堂が逆行安。【9432日本電信電話や【9433KDDIなどディフェンシブ色の強い銘柄は敬遠されました。地政学リスクが高まった局面で買いを集めた【6208石川製作所や【4274細谷火工など防衛関連が急落しました。

 

【チャート分析】

本日の日経平均株価・日足はわずかな上ヒゲと下ヒゲを伴う「中陽線」となりました。終値26,47650銭と5移動平均線(26,58597)を下回ったものの、日経平均株価大引け間際に上げ幅を拡大し、先高見込みを示す形状となっています。来週は26,500円を回復し、値固めの展開となるかがポイントとなりそうです。

 

【来週の見通し】

 

来週の日経平均株価は、不安定な展開と想定します。

ウクライナを巡る地政学リスクの高まりに加え、3月米連邦公開市場委員会(FOMC)が近づく中で、米金融引き締め加速への警戒感も、相場のかく乱要因として改めて意識されそうです。日経平均株価の株価収益率(PER)は、24日時点で12倍台に低下しています。直近の12倍台は、昨年の安値をつけた8月半ばから下旬の局面や、年初の安値だった127日しかありません。ただ、ウクライナを巡っては、国内での戦闘状況のほか、各国による制裁の動きが流動的で、関連報道次第では相場が動意づきかねないとみられています。加えて、米金融引き締めへの警戒感もくすぶっています。株式市場にとって、地政学リスクは米金融政策にポジティブとネガティブの両側面からの影響が警戒されています。ネガティブな側面は、原油など資源価格の上昇が促されてインフレ高進を招き、金融引き締めが加速しかねないとの見立てです。一方、地政学リスクが世界経済に与える影響を米連邦準備理事会(FRB)が考慮し、引き締めペースが緩やかになれば株価にポジティブとの思惑もあります。

 

東証1部の売買高は133,899万株、売買金額は概算で31,752億円でした。

 

 

【本日の新興市場

で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に6営業日ぶりに反発しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比4477銭高い3,54216銭でした。【4582】シンバイオ製薬や【6890フェローテックホールディングス、【7564】ワークマンが買われました。半面、【4274細谷火工や【2195アミタホールディングス、【2323】fonfunは売られました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比48.91ポイント高い701.36でした。700を回復するのは18日以来4営業日ぶり。上昇率は2020324(8.06%)以来111ヶ月ぶりの大きさでした。25日の日経平均株価が大幅高となったことで新興市場でも投資家心理が持ち直し、幅広い銘柄に買いが入りました。時価総額の大きい銘柄を中心にほぼ全面高となりました。4385】メルカリや【4194】ビジョナル、【4478】フリー、【4565そーせいグループなどが高くなりました25日にマザーズ市場に新規上場した【5025】マーキュリーリアルテックイノベーターは公開価格(1,270)85円上回る1,355円で初値を付けました。終値は初値比178円安の1,177円でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月25日【本日の言葉】

 

「未来はいくつか名前を持っている。弱者にとっては"不可能"。臆病者にとっては"未知"。考え深く勇気のある者にとっては"理想"。」(小説家・詩人・政治家/ビクトル・ユーゴー)

 

まだ見えない未来に対しては、描く人によって、連想するイメージが異なると思います。理想的な未来を手に入れることを望むなら、現在の状況はどうであれ、プラスのイメージを持たなくてはなりません。なぜなら、夢を実現するための事業計画を立て、勇気を持って行動していけば、理想とする未来を作り上げることが、可能だからです。あなたには、自分の未来がどのように映っていますか

 

 

日経平均株価 【2月第3週振り返り】 実に乱高下の1週間でした。

2月第3週振り返り】

実に乱高下の1週間でした。

218日金曜 日経平均400円超安(925分)

NYダウ622ドル安

 引き続きウクライナ情勢への懸念が広がっています。NYダウは622ドル安と今年最大の下げ幅となりました。ナスダック市場は407ポイント安、S&P市場は94ポイント安でした

 日経平均337円安で始まって925分現在400円安と下げ幅を拡大しています。マザーズ市場は700ポイント割れ、厳しい展開が続いています

 

 

217日木曜日 日経平均28円安スタート

米国株式市場もみ合い

 昨日の米国株式市場は小動きでした、NYダウは一時300ドル超下がったところもありましたが、引けは54ドル安、ナスダック市場は15ポイント安、一方S&P市場は3ポイント高でした。ウクライナを巡る情勢は依然不透明との観測です

 日本市場は昨日大きく上げましたが本日日経平均28円安で始まったものの、95分現在100円安と下げ幅を拡大しています。本日も動きづらい展開かもしれません

 

216日水曜日 日経平均500円超高

NYダウ422ドル高

 ロシアがウクライナ国境から軍を撤退させているとのニュースで株式市場は大きく上げていますNYダウは422ドル高、ナスダック市場は348ポイント高、S&P市場は69ポイント高と3指数共大きく上昇しました

 日経平均403円高で始まって930分現在520円高と上げ幅を拡大中です。本日は久しぶりに気持ちよく上げ続けそうです

 

 

215日火曜日 日経平均103円高スタート

NYダウ3日続落

 週明けの米国株式市場は先週末に引き続き安い展開ですNYダウは171ドル安、ナスダック市場は0.2ポイント安、S&P市場は16ポイント安でした

 日経平均103円高と反発して始まってきましたが、95分現在30円高にまで上げ幅を縮小しています。日経平均27000円は値頃感もあるので比較的底堅い動きです

 

 

 

 

214日月曜 週明け日経平均600円超安(97分現在)

先週末NYダウ503ドル安

 日本の連休中、米国株式市場は大きく下げました。NYダウは木曜、金曜の二日間で1000ドル超下げ、ナスダック市場も連日300ポイント超下げ、S&P市場も連日80ポイント超下げるという有様でした1月の消費者物価が7.5%も上昇したことと、ウクライナ情勢悪化を嫌気したものです。

 週明けの日経平均390円安で始まったものの、97分現在600円超下げています、マザーズ市場も3%超下げています。水準的にはかなり安いと思いますが、投資家の気崩れもあり、今週も荒れ模様が続きそうな気配です。

 

 

2022218日株レポート】

 

 

ウクライナ情勢は引き続き予断を許さないとみられており、不安定な相場が続くか!」

 

 

 

 

18日の国内株式市場で日経平均株価は続落し、前営業日比11080銭安の27,12207銭で終えました。

 

本日は、ウクライナ情勢への警戒感からNYダウ622ドル安と今年最大の下落となりました。これを受けた国内株式市場も売りが先行し、日経平均株価の下げ幅は一時400円を超しました。ただ、日本時間午前10時過ぎにブリンケン米国務長官が、ロシアがウクライナに侵攻しないことを条件に、ロシアのラブロフ外相による来週の会談要請を受諾した、との報道が流れると下値に買いが入り日経平均株価は急速に下げ幅を縮小しました。一時割り込んだ27,000円台を回復し、後場に入っても前日比100円安前後での一進一退が続きました。

【業種別】

では、海運が3%超高となり、輸送用機器、医薬品など上昇しました。一方、鉱業、ゴム製品、空運などが下落しました。

【個別銘柄】

では、9101日本郵船を筆頭に海運株の強さが目立ったほか、6532】ベイカレント・コンサルティングや【7974任天堂などがしっかりした値動きでした。一方、【6954ファナック6%近い下落率となったほか、【4661オリエンタルランドがマドを開けて長い陰線を形成しました。【6098リクルートホールディングスにも売りが続きました。一方、値下がり率トップは、【6464ツバキ・ナカシマで今期減益・減配見通しをネガティブ視する動きが続いたほか、7816スノーピークが直近ストップ高の反動安が続きました。【6481】THKは外資系証券による投資判断引き下げ観測で軟調。値持ちの良かった【7731ニコンなども利益確定売りに押されました。値上がり率上位では、9104商船三井との造船契約締結を発表した東証2部の7018内海造船の急騰に刺激を受け、7014名村造船所が一段と騰勢を強めました。その他、【7747】朝日インテックや【5491】日本金属など直近で騰勢を強めた材料株に短期資金が向かいました。

 

【チャート分析】

本日の日経平均株価・日足はヒゲを伴う「中陽線」となりました。心理的節目27,000円を終値で上回って底堅さはありますが、5移動平均線(27,15202)は奪回できませんでした。上方向では16日と17日に上値を抑えた25移動平均線(27,35844)が強力な抵抗線と見られます。目先は27,000円台前半での値固めの局面が続きそうです。

 

【来週の見通し】

 

来週の日経平均株価は、神経質な展開と想定します。21日米国株式市場はワシントン誕生記念日のため休場、国内も23天皇誕生日祝日があることで週前半は材料難となります。現物の売買代金は減少し、主力株中心に方向感が出づらい展開が予想されます。17日の後場はロシアの国営通信社が「ウクライナ政府軍がウクライナ東部の新ロシア勢力に対して砲撃を行った」との報道で先物が大幅に下げる場面があり、一方、18日は来週後半にも米露外相会談が開催されると伝わったことで下げ幅を縮小する場面があるなど、ウクライナ情勢に関するヘッドラインに一層警戒が強まる雰囲気になっており、アジア株の動向も交え取引時間中の積極的な売買も手控えらると想定します。

 

東証1部の売買高は112,566万株、売買金額は概算で28,069億円でした。

 

『本日の新興市場

で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に続落しました。日経ジャスダック平均株価は前営業日比103銭安い3,59645銭でした。【6145】NITTOKUや【4582】シンバイオ製薬が下落しました。半面、【3841ジーダットや【3094】スーパーバリューは上昇しました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比1.36ポイント安い708.81と、連日で昨年来安値を更新しました。17日の米ハイテク株安を受けて投資家心理が弱気に傾き、成長株が多いマザーズ銘柄には売りが先行しました。ウクライナ情勢を巡る警戒感も重荷となり、一時は20204月以来約110ヶ月ぶりに節目の700を割り込みました。午後になると米ナスダック100株価指数先物が上昇したことを手がかりに買いも入り、指数は上げに転じる場面もありました。【2438アスカネットや【4268】エッジテクノロジーが下落しました。一方、【6092】エンバイオ・ホールディングスや【4074】ラキールが上昇しました。

 

2月18日【本日の言葉】

 

「他人を見て何をすべきかを知る者もいれば、何をすべきでないかを知る者もいる。」(社会哲学者/エリック・ホッファー)

 

先人たちが過去に通ってきた出来事からは、現在もたくさんの学ぶべきことがあります。それには、成功事例だけでなく、失敗事例も含まれているのです。なぜなら、自分が本当に画期的だと思った手法や商売であっても、すでにそのことに取り組んだ事例があれば、その過程を参考にし、新たな知恵を授かることも多々あるからです。他人の失敗ばかりに目を向け、批判することをやめ、そこから何をすべきで、何をすべきではないかを学べば、これほどの生きた教科書はないのです。

 

【2月第2週振り返り】

 

2月第2週振り返り】

210日木曜 日経平均238円高スタート

NYダウ3日続伸305ドル高

 米国株式市場は好調です、NYダウは305ドル高と3日続伸となり、22日の戻り高値を抜いてきました。ナスダック市場も295ポイント高、S&P市場も65ポイント高と好調です

 日経平均238円高3日続伸で始まってきました。米国株高と好決算、更に高配当が株価を持ち上げてきています。

 

 

28日火曜 日経平均69円高スタート

NYダウ小動き 1ドル高

 週明けの米国株式市場はもみ合いです、NYダウは1ドル高、ナスダック市場は82ポイント安、S&P市場は16ポイント安です。メタ(旧ファイスブック)は下げ止まりません

 日経平均69円高と反発して始まってきました。引き続き方向感のない動きですが、底堅さも見えます

 

 

27日月曜 週明け 日経平均大幅安

先週末 NYダウ21ドル安

 注目された米国の1月の雇用統計は46万人増市場予想を大きく上回りました。引き続き人手不足が激しくなっている状況を写しているようです。この数字を受けNYダウは21ドル安、ナスダック市場は219ポイント高、S&P市場は23ポイント高でした

 週明けの日経平均112円安と反落し始まったものの、下げ幅を拡大、925分現在300円安となっています。依然相場ははっきりしないで今週も不安定な状況が続きそうです

 

 

 

2022210日株レポート】

 

 

「米消費者物価指数(CPI)の発表・国内3連休前にして手仕舞い売りが強まる!」

 

 

10日の国内株式市場で日経平均株価3営業日続伸し、前営業日比11621銭高の27,69608銭で終えました。120日以来3週間ぶりの高値です。

 

本日は、前日の欧米株式市場が軒並み上昇したことを受けリスクを取る動きが優勢となりました。米国株式市場では長期金利の上昇一服を受け高PERのハイテク系グロース株に買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数2%を超える上昇をみせました。これが追い風となり、国内株式市場にもハイテクセクター中心に買い安心感が広がりました。ただ、朝方に日経平均株価27,800円台に上昇した後は戻り売りに上値を押さえられる展開になりました。3連休を前にポジション調整の売りが出たほか、日本時間今晩に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が重荷となりました。後場は終盤に再び買いが厚くなり、日経平均株価は引けにかけて締まりました。なお、本日はオプションSQ算出に伴い売買代金が34,500億円台と117日以来の高水準でした。

【業種別】

では、建設、電気機器、不動産などが上昇した一方、輸送用機器、ゴム製品、精密機器などが下落しました。

【個別銘柄】

では、前日までに上昇した銘柄が売られ、売られた銘柄が買い戻される動きが目立ちました。主力株では、前日に決算を発表した【7203トヨタ自動車軟調だったほか、前日の大幅高だった【9984ソフトバンクグループもさえなませんでした。米金融引き締めに対する過度な警戒感は足元で和らいでいるものの、払拭されてはおらず「当面は循環物色的な動きが継続しそうだ」との証券関係者の声が聞かれました。一方、決算を手掛かりにした売買は引き続き活発で、3436】SUMCOや【7267】ホンダ、【6723ルネサスエレクトロニクス、【4911資生堂、【3407旭化成などが高くなりました。【9064ヤマトホールディングスは大幅安となりました。【4543テルモも安くなりました。

 

【チャート分析】

 

本日の日経平均株価・日足は上下にヒゲを伴う「小陰線」となりました。終値27,69608銭。25移動平均線(27,62578)を回復しました。25移動平均線を上回るのは、取引時間中を含めれば118日以来、終値では112日以来で、約1ヶ月ぶりとなります。心理的節目28,000円が視野に入ってきましたが、昨年後半に支持線だった水準で、抵抗線への切り替わりも意識されそうです。

 

【来週の見通し

 

来週の日経平均株価は、戻りを試す展開と想定します。16日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への警戒感が強い一方、堅調な企業業績を背景に下値の堅さも意識されてきています。米金融政策のタカ派織り込みが進む中、イベント通過でいったんアク抜けとなるかが焦点になりそうです。一方、国内の決算シーズンはヤマ場を越えました。「全体的には悪くない」と受け止められており、日経平均株価27,000円台前半で値固めを終えたとみられます。引き続き、決算を手掛かりとした個別物色が相場を支える可能性もります。

 

東証1部の売買高は139,624万株、売買金額は概算で34,508億円でした。

 

【本日の新興市場

で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に続伸しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比740銭高い3,67520銭でした。6890フェローテックホールディングスや【4582】シンバイオ製薬、【6324ハーモニック・ドライブ・システムズが上げました。2702日本マクドナルドホールディングスは下げました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比18.65ポイント高い775.29でした。9日の米国市場では長期金利の上昇が一服し、高PER(株価収益率)銘柄を中心に上昇しました。その流れを引き継ぎ、マザーズ銘柄は大きく上昇するものが目立ちました。9日発表の決算内容が好感され4165】プレイドが10%超上げたほか、【4485】JTOWER、【4478】フリー、【4385】メルカリなどの主力銘柄が大幅高となりました。一方、決算発表を受けて【4477】BASE、【7094】NexToneなどは下落しました。

 

210日【本日の言葉

 

「何かが本当に欲しくてたまらないとき、突如として思いがけない能力が発揮されることがある。信念、決意があれば、私たちが日頃不可能だと思っていることも成し遂げられる。」(プロ野球選手・監督/ジョー・トーリ)

 

何かを取得する際に進歩が一時的に止まってしまい、横ばいの状態になることがあります。そんな時は、停滞期と言われる、一時的な停滞状態にあるだけなので、これまでの練習や良い習慣を決してやめてはいけません。なぜなら、大きな目標を成し遂げるために、長い年月にわたり、継続して取り組んできたことは、いつの日か花が咲く時が必ずやってくるからです。限界を突破するには、夢とアイデアを携え、どれだけ強い「信念」を持ち、やり遂げたいと思っているかが、鍵となるのです。あなたは、心の底から、達成したいと願い、諦めることなく、行動を続ける決意をしていますか?

 

【2月第1週振り返り】

 

【2月第1週振り返り】

2月4日金曜 日経平均安寄り後反発

米ナスダック市場3.7%安

 米国株式市場は大荒れです、メタ(旧ファイスブック)の決算が予想に届かず嫌気され何と27%の暴落となってしまいました。これを受けてNYダウは564ドル安、ナスダック市場は538ポイント安、S&P市場は111ポイント安となっています

 日経平均は145円安と安く始まったものの、切り返し9時35分現在プラスとなってきました。引き続き不安定な相場が続きそうですが、27000円のラインは底堅いようです

2月3日木曜 NYダウ好調224ドル高

 米国株式市場は好調です、3指数揃って4日続伸となりました。NYダウは224ドル高、ナスダック市場は71ポイント高、S&P市場は42ポイント高です。引け後、メタ(フェイスブック)の決算がありましたが、予想に届かず時間外で大きく売られています。

 本日日経平均は5日ぶり反落202円安で始まってきました。連日堅調な動きとなっていますので、本日は一服模様かもしれません

2月2日水曜 日経平均224円高スタート

NYダウ273ドル高

 米国株式市場は好調です、NYダウは273ドル高と3日続伸、ナスダック市場は106ポイント高、S&P市場は30ポイント高と同じく3日続伸です、好調な決算受け株価も反発モードです

 日経平均は224円高と4日続伸、先週とは打って変わって好調です、日本株も相次ぐ好調な決算に支えられています

2月1日火曜 日経平均165円高スタート

米ナスダック469ポイント高

 週明けの米国株式市場は大幅高となっています、先週末も大きく上げていますが、その地合いを引き継いで続伸となりました。NYダウは406ドル高、ナスダック市場は469ポイント高と連日3%を超える上昇となっています、半導体関連も大きく上げています。S&P市場は83ポイント高でした

 日経平均は165円高と3日続伸となっています、昨日の商船三井の決算は予想以上で本日も海運株が人気化しています、半導体関連株も好調です

 

 

 

1月31日月曜 週明け日経平均26円安スタート

先週末NYダウ564ドル高

 先週末の米国株式市場は大きく上昇しました。NYダウは564ドル高、ナスダック市場は417ポイント高と3%を超える大幅高となりました。S&P市場も105ポイント高でした、アップルの好決算でアップル株が大きく上昇、相場のムードが一変したようです。

 週明けの日経平均は26円安で始まってきました、先週金曜日の段階で大きく上がっていたので、本日は一服モードです。一時100円超安くなったものの9時10分現在20円安となっています。今週は決算発表も佳境になってきます、好決算も期待できるでしょう

 

 

 

 

 

 

202224日株レポート

本日の株式相場状況

 

「米アマゾン・ドット・コムが市場予想を上回る決算が投資家心理を支援!」

 

 

 

4日の国内株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比19868銭高の27,43999銭で終えました。

 

前日の米国株式市場は大幅安となり、特にナスダック指数は3%強安と急落しました。メタ・プラットフォームズ<FB(フェイスブック)2日取引終了後に発表した決算が市場予想を下回り、2割を超す下落となったことが嫌気されました。これを受けた、本日4日の日経平均株価も寄り付きは145円安でスタートしましたが、下値には買いが入る底堅い展開となり、午後に入り上昇基調を強めました。メタ社の不振は昨日3日の国内株式市場の下落で既にある程度は織り込まれていた、ともみられていました。むしろ、3日の米国株式市場での取引終了後に発表されたアマゾン<AMZN>の決算が良好だったことを、前向きに評価する動きもありました。この日のナスダック100指数の先物が上昇していることも好感されました。【業種別】では、海運、空運、倉庫・運輸などが上昇した一方、パルプ・紙、ガラス・土石、輸送用機器などが下落しました。

【個別銘柄】

では、上方修正と増配を発表した【7974任天堂3を超える上昇。前期が大幅増益となった4519中外製薬や、前期の利益見通しを引き上げた【4911資生堂が大きく上昇し3Qが大幅増益となった9766コナミホールディングス2桁の上昇率となりました。昨日決算を発表して乱高下した9101日本郵船と【9107川崎汽船の海運大手2社がそろって急伸後場に入ると、9202】ANAホールディングス、【9201日本航空の空運2社に強い買いが入りました。政府がコロナの水際対策について緩和措置を検討していると伝わったことが刺激になった模様で、9603エイチ・アイ・エス、【4661オリエンタルランド、【9024西武ホールディングスなどレジャー関連全般に買いが波及しました。一方、前期が減益着地となった【4452花王6.4%安。直近で強く買われていた【8002】丸紅や【4507塩野義製薬が利益確定売りに押されて下落しました。後場に入って主力株の多くに買いが入る中、【7203トヨタ自動車が逆行安となりました。その他、下方修正を発表した【5202日本板硝子や【5801古河電気工業が大幅安となりました。

【チャート分析】

本日の日経平均株価・日足は上下にわずかなヒゲを伴う「中陽線」でした。終値27,43999銭。5移動平均線(27,25907)を維持したほか、MACDがシグナルをゴールデンクロスしました。27,000円台前半での値固めが進み、年明け以降の半値戻し(27,71634)を再び視界に捉えつつあります。

 

【来週の見通し

 

来週の日経平均株価は、堅調な値動きが想定されます。来週は11日が建国記念日で祝日になり4営業日の立ち合いです。外部環境に振らされる機会が今週よりは少なくなる可能性が高く、個別株重視の展開になると想定します。10日に注目度の高い米1消費者物価指数が出てきますが、国内株式市場は11日が休場で、結果を消化するのは翌週月曜日となります。今週は米国株、国内株ともに大きく下げた後にそれなりの上昇が見られたことから、下に振れた場合には押し目を待っていた投資家の買いが入ると推察します。好材料に対する買いの反応が強くなることで、堅調展開と想定します。

 

東証1部の売買高は135,765万株、売買金額は概算で33,078億円でした。

 

【本日の新興市場

で日経ジャスダック平均株価は反発し、東証マザーズ指数は続落しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比1264銭高い3,66842銭でした。4816東映アニメや【7564】ワークマンが上昇しました。半面、【6324ハーモニック・ドライブ・システムズや【1407ウエストホールディングスは下落しました。本日ジャスダック市場に上場した【9213】セイファートは、公開価格(1,120)90円下回る1,030円で初値を付けました。終値は初値比12円安の1,018円でした。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比1.98ポイント安い773.48でした。指数寄与度が大きい【4385】メルカリの大幅下落がマザーズ指数の重荷となりました。もっとも日本時間4日の取引で主要なハイテク株で構成するナスダック100株価指数先物が堅調に推移したことで、次第に下げ幅を縮小しました。メルカリは3日に発表した20211012月期(2四半期)の連結決算で7四半期ぶりに営業赤字となったことで売りが膨らみました。1銘柄でマザーズ指数を約9ポイント押し下げました。【4563アンジェス、【4565そーせいグループも下げました。一方、【4478】フリーや【2158】FRONTEOは上げました。