バンブーズブログ

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東証大引け 3日続伸、医薬品や資源関連に買い 午後は膠着


 
 
 
2023/4/4 15:20
4日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比99円27銭(0.35%)高の2万8287円42銭と高値引けとなった。3月9日以来、約1カ月ぶりの高値。前日の米ダウ工業株30種平均の上昇を支えに買いが優勢だった。半面、利益確定や戻り待ちの売りは相場の上値を抑えた。

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した3月の米製造業景況感指数は好不況の境目である50を5カ月連続で下回り、米景気懸念が強まった。米市場では製薬など景気に左右されにくいディフェンシブ株が買われ、東京市場でも中外薬、アステラスなど医薬品に買いが向かった。3日にニューヨーク原油先物相場が大幅上昇し、資源関連株の買いを誘った。前日まで軟調だった海運株の上昇も目立った。

一方、今週に決算発表を控える安川電が下げ、アドテストやファナック軟調だった。鉄鋼株も安い。日経平均は午後に入ると2万8200円台で膠着感を強めた。

東証株価指数TOPIX)は3日続伸し、前日比5.08ポイント(0.25%)高の2022.76で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆8866億円。売買高は11億6147万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は889と、全体の48%だった。値下がりは853、変わらずは93だった。

任天堂資生堂、東エレク、ダイキンが上昇した。一方、ルネサス、エムスリー、セブン&アイ、第一三共が下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕