バンブーズブログ

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日経平均7日続伸、終値21円高の2万8514円


 
 
 
2023/4/17 9:20 (2023/4/17 15:28 更新)

17日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸し、前週末比21円31銭(0.07%)高の2万8514円78銭で終えた。3月9日以来の高値。自動車や銀行、景気敏感株の一角にも買いが入った。一方、上値では利益確定売りも出て、相場は下落する場面も目立った。

日経平均が7日続伸するのは2022年7月以来。米連邦準備理事会(FRB)が5月も利上げを続けるとの観測を背景にした米長期金利の上昇で外国為替市場では円相場が1ドル=134円台に下落するなど円売り・ドル買いが膨らんだ。輸出採算の改善期待からトヨタ、ホンダをはじめ自動車株などが買われた。

JPモルガン・チェースなど米銀大手の決算が好調だったのを受けて東京市場でも三菱UFJなどの買いに波及した。米景気に対する過度な警戒が和らいだとの見方からファナックなど景気敏感株の一角も上昇した。もっとも、米国では今週も主要企業の決算発表が相次ぐとあって、日経平均の一方的な上値追いにはつながらなかった。前週末に急伸したファストリや、商社株では下げが目立った。

東証株価指数TOPIX)は7日続伸し、前週末比8.25ポイント(0.41%)高の2026.97で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆2224億円。売買高は9億5129万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は920と、全体の約5割だった。値下がりは820、変わらずは95銘柄だった。

アステラス、TDKオリンパスソフトバンクグループ(SBG)が上昇した。一方、資生堂、トレンド、伊藤忠が下落した。